不正アプリは公式ストアにも!悪質な詐欺アプリからスマホを守るための対策とポイント

2021.02.15

キャッシュレス決済が広く普及し、今やスマホ一つで何でも手に入る時代になりました。一方、スマホの中にはクレジットカードや銀行口座の情報など、多くの認証情報が保存されていることから、サイバー犯罪の標的となるケースが年々増加しています。中でも宅配業者や金融機関を名乗り、巧妙な手口でスマホ利用者を騙して不正アプリをインストールさせる事例が多発してます。今回は、不正アプリや偽サイトの見分け方と対策、被害にあってしまった時の対処法を解説します。

 

不正アプリとは?


スマホやタブレット型端末の中に入り込んで不正行為を働くアプリのことを指します。うっかりインストールしてしまうと、端末内に登録されている「電話番号」や「メールアドレス」「位置情報」などの情報を抜き取られたり、不正なサイトへ誘導されたりとさまざまな脅威にさらされます。

さらに不正アプリによる被害は、自分の個人情報だけでなく、家族や友人の情報漏えいにつながる可能性もあり、周囲の人まで危険に巻き込むことになります。

スマホに不正アプリが侵入してしまうケースの多くは、スマホ利用者が不正アプリだと気づが付かず、インストールしてしまうことが原因です。サイバー犯罪者は多種多様な手口で不正アプリをインストールさせます。その代表的な手口としては、以下のようなものがあげられます。

 

▼SMS(ショートメッセージ)を使った手口

「荷物をお届けにあがりましたが不在のため持ち帰りました。

再配達手続きはこちら http://~~」

などと言って宅配業者を装い偽サイトに誘導する事例が急増しています。SMS内のURLを開くと宅配業者の正規サイトそっくりの偽サイトが表示されます。うっかりクリックしてしまうと不正アプリがダウンロードされたり、電子決済サービスに必要なID、パスワードを入力させられたりします。

 

▼「偽警告」から誘導する手口

スマホ使用中、突然ポップアップが立ち上がり「ウイルスに感染しました」などの偽警告が表示されます。「ウイルスを除去するには、アプリのダウンロードが必要です」と言って不安を煽り、不正アプリのダウンロードを促してきます。アプリのダウンロードだけでなく、個人情報の入力を求めてくるタイプのものもあります。

 

▼非公式のアプリストア

有料アプリを無料で配布している非公式サイトも注意が必要です。このような非公式ストアでは、占いアプリや、ゲーム、便利ツールなど、人気コンテンツが無料で配布されています。これらのアプリを信用して誘導されるままに操作してしまうと不正アプリをダウンロードさせられ、または偽サイトに誘導される、などの手口で個人情報を騙し取られます。

 

 

不正アプリは公式サイトに紛れ込んでいることも!


不正アプリの被害にあわないためには、Google PlayやApp Storeなど、公式のアプリストアからダウンロードすることが第一ですが、ごくまれに厳しい審査をすり抜けた不正アプリが紛れ込んでいることも。実際に公式のアプリストアで、本物とそっくりな名称、アイコン、説明文が掲載され、本物と同じ金額で不正アプリが販売されていた例も報告されています。

そして不正アプリによる深刻な被害の一つにウイルスへの感染があります。感染すると個人情報だけでなく、ネットバンキングの認証情報やクレジットカード情報を騙し取られ、不正送金など甚大な被害にあう可能性も。身に覚えのない不審な取引があった場合には、速やかにクレジットカード会社や金融機関に連絡してください。

 

こんな症状があれば要注意!


・スマホの動作が遅くなる

・バッテリーの減りが異常に早く、充電に時間がかかる

・スマホ使用中に勝手に電源が切れる、再起動する

・使った記憶がないのにデータ通信量が増大する

・身に覚えのない発信履歴や、知らないアプリがインストールされている

このような症状が見られたら、ウイルスの感染を一度疑ってみることです。信頼できるウイルス対策アプリをインストールしておくことで、感染から守ることができます。感染が不安な方はときどきスマホをスキャンしてウイルスに感染しているかどうかを確認しておくとよいでしょう。

 

不正アプリの脅威から身を守るには


① インストール前にアプリの開発元の評判を確認する

② セキュリティアプリをインストールしておく

③ スマホのOSやアプリを最新の状態に保っておく

スマホにアプリを入れる際には、本当に信頼できるものか慎重に見極めた上でインストールしなくてはいけません。しかし、問題なく使用できているアプリでも、内部に不正なプログラムが隠されていて気づかないうちに被害にあってしまうこともあります。すでに個人情報を抜き取られ、課金サービスなどで悪用された場合、事態はさらに深刻です。

 

このような場合は警察、専門家へ相談を!


「身に覚えのない高額な通信料の請求」

「携帯電話のキャリア決済の不正利用」など

このように金銭的な被害が発生した時は、まず警察に被害届を提出しましょう。場合によっては事件として取り扱ってくれる可能性があります。相談する際は、サイバー犯罪を専用に扱っている相談窓口へ相談するのがよいでしょう。

都道府県警察本部のサイバー犯罪相談窓口一覧

しかし、実際に警察が動いてくれる例は非常にまれだと言われています。さらに警察が事件として取り扱ったからといってお金が戻ってくる保証はありません。このような場合、頼りになるのがITの専門的な知識に習熟した弁護士です。「ネット中傷解決くん」には、ネットトラブルに強い弁護士が揃っています。詐欺や架空請求でお悩みの場合は一人で悩まず、まずは相談してみることをおすすめします。

 

さいごに


不正アプリの手口は年々、悪質かつ巧妙になっています。正直、素人目にはなかなか判断するのが難しく、誰もが被害にあう可能性があります。しかし、怪しいサイトは信用しない、セキュリティを強化するなど、個人でできる自衛手段も沢山あります。自分のお金や個人情報を守るためにも「自分は関係ない」なんて思わずしっかり対策しましょう。

 

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